怒ったときについ使ってしまう「なんで」。
この言葉を使うと、返ってくる言葉は「だって」に決まっています。
「だって」といわれるとまた腹が立つわけですが、「だって」が返ってこない方法を教えましょう。そ
れは「なんで」を使わないことです。
そのかわりに「どうやったら」を使ってみましょう。
「なんでおもちゃを片付けられないの。」
の代わりに
「どうやったらおもちゃを片付けられるかな。」。
お子さんのおもちゃ箱は「もしかしたら片付けづらい形」なのかもしれません。
「今はテレビを見たいので後で片付ける」のかもしれません。
「どうやったら」を使うと、言い訳ではなく、前向きな解決策を探していけると思いませんか。
さて、ここで一つ気づいた人もいるかもしれません。
A:「なんでおもちゃを片付けられないの。」
「だって、今はテレビを見るから後で片付けようと思ったんだもん。」
B:「どうやったらおもちゃを片付けられるかな。」
「今はテレビを見るから後で片付けるね。」
AとB、どちらも話の内容は同じです。
でも、Bの方が、お互いに腹は立たないと思いませんか。
Aの方は、怒られて言い訳、口答え。
Bの方は、前向きな話し合いになっていると思いませんか。
同じ内容の話をするなら、腹が立たない方がいいいですよね。
「どうやったら」、使ってみてください。
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