9月講座の参加者から後日、感想のメールをいただきました。
長文ですが、感激したので、ご了承を得た上で、全文をご紹介します。
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参加前は、とにかくヒステリックにストレスをわめき散らす毎日で、頭ではダメなことだと解っているのに止められず、子供たちに申し訳ない気持ちでいっぱいで、それがまたストレスになるという悪循環でした。
なんで、私は子供達に愛情を持てないのだろう。。と真剣に育児相談や児童相談所に相談しようと思っていました。。
そんな時、保育園で講座のチラシをもらって、イライラを管理できるようになれたら今の状況を変えられるかもと思い参加しました。
講座は、参加者同士で話したりしなければいけなかったので、とても緊張しましたが、自分の許容範囲を客観的に考える話や、イライラする事、それは変えられる事なのかどうかを書き出してみて、他の方と自分の考えとの違いに驚きました。
他の方は、概ね、自分以外の誰かに対してイライラされていて、それは変えられないから自分で何らかの対処法を身につけたいと考えていらっしゃいました。
それに比べて、私もイライラするのは大概子供に対してなのに、でも、子供に手を焼いているのは、私の対応の仕方に原因があるはずで、子供達は何も悪くないから、私の対応が変われば、子供たちの態度も変わり、このイライラは解消されると確信を持っていたのです。
そこで気づいたのが、今までは子供たちにイライラしているんだと思っていたことが、実際は、子供たちに対して上手に対応できてない自分にイライラしていたんだという事でした。
何故なら、私は自分の子供たちに対して「他の子は~なのに。。」という、他の子と比べてどうこうという風には全く考えてなかったからです。
極端な話、子供が箸が使えなかろうが、文字の読み書きができなかろうが、そんなの成長と共に努力次第でどうにかなることもあるし、どうしてもだめなら、できることで補えばいいことだと思っています。
箸が使えなくても、スプーンやフォークが使えれば大体のところで食事はできるし、文字の読み書きができなくても、おしゃべりできればコミュニケーションは取れるのだからと。人に迷惑をかけたり、ルールを守らなかったりなどがなければ、出来ることがあってもなくても、どうにかすることはできるだろうと思っています。
この子達なら何とかできると、この子達はダメな子じゃない、と少しも疑ってなかったのです。
そう気付いた時、私はこの子たちがどんな子でも良い、どんな子でも大丈夫と思えるくらいこの子達のことが大好きだったんだと確信が持てたのです。
頭ではダメだと思っていることが止められない自分は、子供に愛情が持てていないのだと思っていて、遊ぶにしても、怒るにしても、何をするにも自信が持てなかったのですが、たったそれだけのことに気付いただけで、突然自信が湧いてきて、自分でも不思議なくらいヒステリックにわめき散らすことがなくなりました。
何もなくても「大好き」とか「可愛い」とか思った時に素直に笑顔で伝えられるようになり、それで喜ぶ子供達の笑顔に私も嬉しくなって、本当の意味で自分の対応を変えていこうと思えました。
目に見えてイライラの数も減ってきたし、イライラ時の対応が前よりは上手になってきた気がします。
常々、親バカになれる人って凄いなと思っていましたが、これからは親バカになれる気がします(笑)
この講座に出会えて本当に助かりました。
私たち家族の心が救われたと本当に感謝しています。
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過分のお褒めの言葉をいただき恐縮です。
こんなに褒められることはないのでとてもうれしいです。
この方、たった1時間会った他人のことをこんなに褒められるのですからお子さんもこの調子で褒めてみてはいかがでしょうか。
この方がおっしゃっているように怒るときは「誰か」「何か」があるから怒っているのではなく、怒りは自分の物の見方、考え方から生じるのです。それに気づいただけ
でこんなに変わるのですね。
私は、先日から「すべての親にアンガーマネジメントが必要ではないか。」と考えていました。
このご感想をいただき、すべての親にアンガーマネジメントを届けよう、と決意しました。
ご感想ありがとうございました。
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