思い出し怒りには

思い出し笑い、という言葉がありますが、思い出し怒りをする人もいます。

「あの上司、ああ言ったけど、腹立つな」

「あの人は貸した本を返さなかった」

「母親が弟ばかりをひいきした」

昔のことを思い出して腹を立てています。

 

思い出し怒りに対処する方法は二つあります。

 

まず、その怒りは何日前のことか何年前のことか、正確に数字で数えてください。

昨日、入社したばかりのとき、学生の頃、子供の頃・・・、を正確に数字で言うと、1日前、10年前、20年前、35年前、などとなります。

 

その怒り、昨日のことのように新鮮な気持ちで思い出してイライラしていると思いますが、改めて数字にするとびっくりするはずです。

こんな昔のことを今まで怒っていたんだと。

これだけで怒りが扱いやすいものになります。

 

もう一つの方法は「集中法」です。

思い出し怒りをしている時は、意識が「今ここ」ではなく、過去や未来に行っているのです。

つまり

「あのときああでこうでそうだった」

「今度あいつに会ったらああ言ってやろう」

「あんな奴には罰が当たればいいんだ」

これを思考の暴走といいます。

思考の暴走を止めるためには「今ここ」に意識を集中させます。

そのためには目の前にあるものをよく観察して意識を「今ここ」に集中させるという方法を取ります。

 

今、私の目の前にパソコンがありますが、

「このパソコンにはキーボードカバーがかかっている。」

「キーボードカバーはだいぶよれてきている」

「キーボードカバーがかかっていないところはほこりがある」

「電源のボタンに青いランプがついている」

このように目の前のものに集中すると思考の暴走を止めることができます。

 

怒りは長く続くと「恨み」という感情に変わります。

ある方に「あなたの怒りはどれだけ続きますか。」と尋ねたところ「七代後まで」と答えた人がいました。

ここまで行くと恨みを通り越して祟りです。

怒りが恨みに変わる前に、怒りを止めましょう。

 

 

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