子どもの予防接種で会社を休むべきではない

先日、こんな記事をみかけました。

 

ある会社で、育児中の女性が働きやすくなるようにしているという記事です。

担当者は「子供の熱で突然休むのは仕方ない。しかし、平日に予防接種のため休むのはやめてほしい。予防接種は土日にできるのだから土日にするように。」

ということでした。

 

この担当者は

「自分や家族の病気で休むのは仕方ないが、それ以外は休むべきでない。」

という「べき」を持っているわけです。

このような「べき」、自分で持っている分には構いませんが、人に言ってしまうと問題です。

なぜならば法律に反しているからです。

 

法律では、有給休暇は理由が何であれ取っていいことになっています。

自分や家族の病気でも、銀行での手続きでも、予防接種でも、旅行でも、のど自慢でも取ることができるのです。

 

さらに言うと理由を告げる必要すらありません。

「何月何日有給休暇を取ります。」だけで取得できるのです。

ただし、会社には時季変更権というものがありますから、忙しい時季には有給休暇を与えないことはできます。

 

先日の10年以上持っている本です、でもお伝えしましたが、ご自身の権利を知っていると、

「自分はそうしたくないんだけど自分が間違っているのだろうか」

と思ってイライラ、もやもやすることはなくなります。

まさに「知は力なり」です。

 

さて、

「自分や家族の病気で休むのは仕方ないが、それ以外は休むべきでない。」 

「自分は仕事が終わらなければ、サービス残業をしている。部下もサービス残業をするべき。」

というような「べき」、法律違反であるばかりでなく、そもそもあまり生産的ではありません。

 

「皆が有給休暇を取れるようにするにはどうしたらいいだろう。」

「残業を減らすにはどうしたらいいだろう。」

と考えるのが生産的であり、皆が幸せになる道です。

 

皆さんも不幸につながる「べき」を持っていないか見直してみて下さい。

 

 

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