こちらは小さいお子さんがいらっしゃるお母さん方で作っているサークルです。
お子さんが小さいので、メールをするのも一苦労、という状態でいらっしゃいますが、忙しい合間を縫って企画していただきました。
やっと講座にこぎつけた、という感があり、感激も一入です。
講座は「怒りを扱う編」と「怒りを伝える編」の2回でした。
怒りを表に出す人は、「扱う編」が、怒りを溜め込んでしまう人には「伝える編」が好評のようです。
その意味で2回講座はとてもよかったです。
講座は、普段から気心が知れた仲なので、話しもはずんだ様子です。
でも、普段はしない話しをしたり、いつもの話しかもしれないが、それを解決する枠組みが提示されたりといつものおしゃべりと講座の中で話すのはやはり違う様子でした。
参加者の了解を得たのでいただいたご感想の一部を紹介しましょう。
怒りについてあまり考えたことがなく、改めて考えるのが難しかった。
怒りより、うれしいこと楽しいことは慣れてしまうというのを聞いて、そういうことにも日々感謝しなければいけないと思った。
今回の講座をまた振り返り、怒りの対処法や伝え方など身に付けていきたいと思います。
うれしいこと、楽しいことは慣れてしまうということは以前の記事でも書きました。
皆さんもやってみてください。
講座を受けて自分の行動、言動のクセを知る機会となりました。
知識としては「なるほど。」と文字にしてみることで、自分の行動が整理できたように思います。
・・・・が実践するのはなかなか難しかったです。
まずは「いつも・・・」と伝えないことを意識したいです。
毎日我が子、夫、お店の人、ママ友、いろいろな人とのかかわりがある中で、少しでもアンガーマネジメントの考え方を実践できるようにしたいです。
「いつも」「また」「何回も」というのはよく言ってしまいがちですが、言われる方は嫌なものです。
「いつも」が口癖になっている方は「今は遅くなったよね。」「今日は忘れ物したよね。」というように「今は」「今日は」と意識して言うようにしてみてください。
こちらの記事もご覧ください。
とっさに感情にまかせて怒ってしまっているということに気付きつつも、同じ過ちを繰り返してそのままにしていましたが、難しいのですがアサーティブな伝え方を可能な限り実践、練習していこうと思います。
相手に自分の思い通りに動いて欲しくて、注意してきかないと怒ってしまうという連鎖を断ち切りたい。
おそらく自分もそのように育てられてきていると思うので、子供達が子育て、対人問題で悩まない為にも努力していこうと思います。
「自分もそのように育てられてきている」、
まさにそのとおりです。
自分の世代でそれは終わりにしてください。
アンガーマネジメントを学ぶことはお子さんへの贈り物です。
自分のイライラを分析したことがなかったので、自分のイカリを分析することができ、考えることができてよかった(べきのすり合わせ)。アサーティブな伝え方を習慣づけたい。
「べき」を書き出してもらったとき「感激して書いていた」とおっしゃった方がいらっしゃったのが印象的でした。
どうやら自分がなぜ怒っているのかに気づいた様子です。

怒りの日記、魔法の呪文をとなえることで、行き場のなかった自分の怒りをすこし客観的に見ることができるようになりそうです。
アサーティブな伝え方は難しく、まず心にゆとりのある時から少しずつ取り入れようと思いました。
あきらめるについては、相手のことを受け入れる、べきを変える、物理的なものに解決のヒントがないか視点を変えることなのかと思いました。
アサーティブに言ったからと言って、必ずしも相手が言うことを聞いてくれるとは限らない、むしろ聞いてくれないことが多いかもしれない、聞いてくれない場合はあきらめるしかない、という話しをしました。
あきらめるというのは私の表現が悪く、この方のおっしゃるとおり、「相手のことを受け入れる、べきを変える、物理的なものに解決のヒントがないか視点を変える」
ということです。
この件についてはまた別の機会に書きたいと思います。
私にとってもとても楽しい2日間でした。
WADACHIの皆さんありがとうございました。
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