怒りを伝える際には、感情を伝えるようにという記事を書きました。
ここで伝えるのは
「怒っている」
「イライラする」
などの怒りの感情ではなく、最初に感じた一次感情のことです。
何かがあった場合、最初に、心配、悔しい、悲しい、寂しいなどという感情を感じ、次に怒りを感じます。
例えば、「子供の帰りが遅くて不安、それが怒りになる」
「上司に叱責されて悔しい、上司に対する怒りを覚えた」
などという具合です。
最初に感じたものを一次感情、怒りを二次感情とよんでいます。
講座中では、一次感情を見つけるのが難しいという声を聞きます。
一次感情を見つける際の道具があります。
売っているときと売っていないときがあります。
結構、すぐに品切れになります。
表情カードというものです。
表情を描いたカードが45枚あります。
自分の気持ちをこの表情から探してみて下さい。
裏にその顔の感情を表す言葉が載っています。
大人が使ってもいいですし、お子さんにも使えます。
以前、子供さんが自分の感情を探せないという記事を書きましたが、絵なら簡単に探すことができます。
怒ったときに感情を探すために使ってもいいですし、
・カードに書いてある顔をまねてみる。
・その顔がどんな気持ちであるかあてっこしてみる。
・同じ種類の感情を並べて弱い感情から強い感情へ並べ替えてみる。
というようにゲームとして使ってもいいです。
カードを購入するといろいろな使い方が書いてあります。
カードだと使うときにわざわざ出さないといけませんが、こちらはポスターです。
壁に貼っておいて、イライラした時にここから探してみる、お子さんに探させてみるのもいいでしょう。
学校で使いたい場合には黒板に貼れるようにマグネットになっているものもあります。
学校で一人ひとりの手元に配る場合にはこちらのシートがいいでしょう。
ぜひ、使ってみて下さい。
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