こんなご質問をいただきました。
他人に怒りを向けられた場合、どうすればいいでしょう。
上司や通りすがりの人や、はたまた家族。
「自分の感情が処理できないんだよね。」と軽蔑される上司はどの職場にも一人はいそうです。
他人に怒りを向けられた場合、
まずは「怒られて怖い。」「動揺している。」「ちょっと待って下さい。」
などとと言ってください。
「弱さ」を見せた場合、さらに攻撃されることはめったになく、
多くの場合、立ち止まってどうにかしようと建設的になります。
怒りに怒り返す、
これはよくあることですが、これは何も生みません。
そして、このブログでもたびたび言っていますが、
怒りはその人自身の感情です。
ですから、相手が「お前が悪い」
「社会人としてどうかと思う」などと言ってきても、
「自分が悪いんではないか」と
思い悩むことはありません。
例えば「仕事でミスをした」は事実、
「社会人としてどうかと思う」は相手の思ったことです。
事実と相手の思ったことを分けて考えましょう。
最後に大切なことは相手の怒りの気持ちを否定しないことです。
「そんなに怒ることはない」
「怒るのはよくない」
などと言わず、怒りを相手のものとして受け止めた上で、
自分が変えられることは変える、
変えることができなくても詫びるなど自分にできることをします。
それでも解決できない場合、第三者に仲介を頼むのも一つの方法です。
怒鳴りつける上司は職場のパワハラ委員会や労基署に持っていっても構いません。
参考文献
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