マタニティマークを付けている人が蹴られたり、暴言を吐かれたりということが最近話題になっています。
その他、不妊の人がマタニティマークを見て悲しい、などという意見も聞かれます。
蹴ったり、暴言などということは論外なわけですが、マタニティマークに対する不快感というのは感情の問題ですので決して議論が収束することはないでしょう。
正直なところ、この議論にはイライラしていましたが、そんなところにとても感心した記事を見つけましたので紹介します。
感情美人デザイナーの柊りおんさんの記事です。
柊さんは「妊婦の安全性を確保する」という第一の目的からするとマタニティマークは無機質なデザインにすべきである、と言っています。
確かにそうです。
記事で紹介されているようなヘルプマークでしたら個人の価値判断や感情が排除されてこのマークを付けている人は「助けるべき」「助けるもの」と認識されるでしょう。
問題は心掛け、ではなく技術で解決するものです。
別の話しですが、私は道徳教育にも技術を取り入れたらいいのに、と思っています。
妊婦やお年寄りには席を譲りましょう、というお話ではなく、お年寄りの視界や足元の悪さを体験できるようなゴーグルや重りをつけて駅を歩いてもらう、妊婦の体の重さを体験してもらうように
お腹に重りを入れて歩いてもらう、そういうことをすれば、今よりももっと席を譲る人が増えるのでは、と思っています。
■講座のご案内
アンガーマネジメント入門・応用講座、【託児付】アンガーマネジメント入門講座、お申し込み受付中です。
お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
■出張講座
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。
アンガーマネジメントに関する書籍はこちら。