発達障害とアンガーマネジメント(3)

発達障害とアンガーマネジメント(1)(2)の続きです。

 

今日は、先日までの記事で参考にした本を紹介しましょう。

 

まずはこちら。

高貝就『子どもの発達障害家族応援ブック』です。

 

 

発達障害の子が抱える問題は怒りだけではありません。

発達障害全般について書いてある本です。

 

親がこうすればいい、というだけの本ではなく、親が受けられる支援について説明があったり、

学校にどういうふうに伝えたら子供の生活がうまくいくかなど幅広く、かつ実用的な内容で、発達障害の子を持つ親御さんには一冊あると役に立つ本だと思います。

 

発達障害は子供だけのものではありません。

大人の発達障害の方には、田中康雄、笹森理絵『「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす』をご紹介します。

 

医師の田中さんと発達障害を持つ精神保健福祉士の笹森さんが書いた本です。

医学的にしっかりした内容と、当事者から見た世界が書いてあります。

記事中のエピソードに

「結婚したばかりの頃、夫に『お風呂を見てきて』と言われたので見に行った。

見るだけで何もしなかった。

お風呂からお湯があふれていたので夫に叱られた。」

というようなものがありました。

「見てきて。」

だけではなく

「お風呂を見て、適当なところで水を止めて。」

と言わなければならないということです。

あるいは適当なところという言い方でもまだだめで

「七分目で水を止めて」

とした方がいいかもしれません。

こんな具体的な事例と、その場合の本人や周りの人の対処法が説明されています。

 

最後は有光興記『発達障害の子の「イライラ」コントロール術』です。

 

この本では、怒りのコントロール方法を

聞く

考える

対処する

にわけて説明しています。

怒りのコントロールをしようと思ったら、まずは対処、と思う人が多いが、対処から始めると付け焼刃になってしまう、まずは子供の話しを聞くことから始めてください、ということでした。

 

題名は発達障害の、となっていますが、発達障害ではないお子さんにもお勧めです。

こちらでも説明しましたが、発達障害のためのアンガーマネジメントというものがあるわけではありません。

ここに書いてあることはどのお子さんにも役に立ちます。

 

 

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