”怒りについて言えることならば言えばいいが、言えないこともある。
通りすがりの人、上司、お姑さん・・・。
このような場合、どうすればいいでしょうか。”
怒りの伝え方をお伝えした際にこんなご質問をいただきました。
この場合はストレスメモを使いましょう。
通りすがりに煙草を捨てた人に注意をしたいとします。
煙草を捨てるということは変えられますか、変えられませんか。
それはあなたにとって重要なことですか、重要ではありませんか。

変えられるか変えられないかはあなたの判断で決めてください。
変えられる、変えてみようと思ったら変えられる、ですし、変えられないと思ったら変えられないで結構です。
重要か重要でないかもあなたの判断で結構です。
煙草を捨てることが変えられて重要なことなら伝えてみましょう。
煙草を捨てることが変えられないと思ったら現実的に対処しましょう。
例えばあなたが吸殻を拾うとか、人のことなので注意しないことにするとかです。
変えられるけれども重要でないならば、時間や気力のある時に取り組みましょう。
急いでいる時は注意は出来ないですし、疲れている場合も注意は出来ないです。
変えられなくて重要でないことは忘れましょう。
この四分類をして、言わないという結論になっても、単にイライラを我慢して言わない、というのと
変えられないから言わない、重要でないから言わないというのは気持ちが大きく違ってくるはずです。
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