私の友人から聞いた話でとても興味深いことがありました。
友人の許可を得たうえで、ここに掲載します。
友人はあることで怒っていたのですが、
「これは私のパンドラの箱なの。この話しは箱を開けて話し始めると大変なの。」
と言っていました。
このパンドラの箱のことを友人がある人に話したそうです。
すると
「くだらない怒りを忘れたいと思って箱に入れて思い出さないように蓋をしているけど、それがかえって大事に取っておくことになっているの。
だから嫌になって投げ捨てようとするとバウンドして跳ね返ってきてしまう。
そうじゃなくて手のひらにそっと包んでテーブルの上においてみる、みたいな感じにしておけばいいの。
人間は忘却できる生き物なの。
昨日食べた夕飯も覚えていないでしょ。」
と言われたそうです。
あなたは昨日の夕飯何を食べたか覚えていますか。
思い出し怒りというのは記憶を強化する作業なのです。
昨日の夕飯と同じように思い出さないでください。
思い出して怒っている人、人間というのは昨日の夕飯も覚えていないんですからあなたを不愉快にするつまらない怒りは忘れてしまいましょう。
大事に大事に箱に入れておいて時折取り出して記憶を強化して、いるからいつまでたっても忘れられないのです。
もし、怒りを思い出してしまったら、その怒りをごみだと思ってごみを捨てることをイメージしてみてください。
その怒りがお腹にあるように感じたらトイレに流すイメージでもいいでしょう。
記憶も断捨離してみてください。
<思い出し怒りに関する過去記事>
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保育園の連絡帳に昨晩何を食べたか書かなくてはなりませんが、毎朝苦戦しています。
夫にまかせると「ごはん、がんも」と書かれてしまいました。
ある日は「ごはん、にんじん」と書かれていました。
がんもやにんじんは材料であって、料理ですらないような気がします。