先日の講座で
「『母は笑顔であるべき』という『べき』を持っているのですが笑顔でいられなくてイライラします。」
という方がいました。
「『子ども相手に愛想振りまく必要はない』と書き換えてみたらいかがですか。」
と答えたら大笑いされました。
いいですか、奥さん。
「子供は母親の笑顔が好き。」というのはよく聞きますが、こういう意味なんですよ。
「パンを焼いてあげようと思っていたら、パンをこねてちょうど手がべとべとのところで子供が泣きだして、思わず怒ってしまったら子供が泣きだして。
おかげで今日はおやつの時間が遅くなって。
・・・・・その上、家の中はぐちゃぐちゃで・・・。」
という人に対し、
「おやつが手作りでなくたって、家の中がぐちゃぐちゃだって、そんなことよりも子供はお母さんが笑顔でいてくれた方がうれしいのよ。」
とこういう文脈の言葉なんです。
決して「母親は笑顔であるべき」なんていう意味ではありません。
子供は、食べてさせて、着させて、寝かせれば充分です。
その上笑顔なんて要りません。
子育ては仏頂面で!
三回くらい唱和してみましょう。
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とかも思わないでくださいね。
よそ行きですから、よそ行き。