11月12日~25日は女性に対する暴力をなくす運動期間です。
講座後の質問で多い質問に「相手が怒っているときにどうすればいいですか。」というものがあります。
どうすればいい、ということの前に、なぜ怒っているのかについて考えてみましょう。
さて、ここでいくつかの質問を皆さんにしてみましょう。
あなたに向かって怒っている人を考えてみて下さい。
Q1:怒られるのは私が悪いのですか。
Q2:怒っている時は我を忘れているのではないですか。
Q3:怒るのはその人のためを思ってのことですか。
答えを考えてみて下さい。
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答えを考えましたか。
答えは、いずれも「いいえ」です。
A1:怒りはその人の感情なので、例えばあなたが失敗したのを見ても
「怪我はなかったか。」
と心配する人もいれば
「不注意だからこんなことになるんだろう。」
と怒る人もいます。
その人が怒っているのはその人のせいであってあなたのせいではありません。
A2:怒った時、我を忘れているわけではありません。
あなたに怒っている人は、上司にはそんなに怒らないでしょう。
人を見て怒りを出したり出さなかったりしているのです。
怒りは弱いところへ向かう性質を持っています。
こちらの記事をご覧ください。
A3:あなたのためを思っているわけではありません。
怒っている時は、アドレナリンが出てとても気持ちがいいのです。
気持ちいいから怒っているのです。
アドレナリンと怒りに関してはこちらをご覧ください。
怒りの性質がわかったところで、怒りを向けられたらどうすればいいかについて考えていきましょう。
怒りを向けられた場合の対処法はすでに書いていますのでこちらをご覧ください。
イライラの消しゴム新聞でも第4号で取り上げています。
それでは怒りが暴力にまでなったらどうしましょう。
次回、ご紹介します。
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