職場でのアサーション(1)

先日、ビジネスアサーションを学んできました。

 

学んだきっかけは、私が職場でのアサーションというものに疑問を持っていたからです。

 

アサーションは気持ちを伝えるというが、職場で気持ちを伝えてどうするのか。

例えば

「あいさつしたけど返事がなくて悲しい。あいさつしたら返事を返して欲しい。」

と家族や友人に言うのはいいけれど、職場でそんなことを言ったら変ではないか。

では何というのか、という疑問があったからです。

 

例えば

「挨拶したら返してほしい。それが常識だから。」

と言ったら

「うちでは朝起きても挨拶しないっす。全然常識じゃないっす。」

という答えが返ってきそうです。

 

例えば

「挨拶したら返してほしい。そうすれば気持ちいいでしょ。」

と言ったら

「自分気持ち良くないっす。(気持ちいいのはあんたじゃん。)」

という答えが返ってきそうです。

 

例えば

「挨拶したら返してほしい。ここは職場だから。」

と言ったら

「それは就業規則に書いてあるんすか。」

という答えが返ってきそうです。

 

例えば

「挨拶したら返してほしい。あなたのためを思って言っています。」

と言ったら

「好感度あげようと思っていないっすから。」

という答えが返ってきそうです。

 

若者言葉で書くと最近の若者は、みたいな話になってしまいますが、私も疑問なのです。

  

正直に言いますとね、

「挨拶したのに返ってこない。」

と言って怒っている人というのは

「俺様が挨拶したのに返事をしないとは何事だ。俺様を蔑ろにしているのか。」

と思っているわけです。

 

ですから私としても

「自分気持ち良くないっす。」

というのはそうだよなあと思うのです。

立ててもらって仕事をしたいって楽に生きてるよなあと思うのです。

 

しかしおっさんの気持ちもわかるのです。

挨拶して返ってこなかったらそりゃ悲しいだろうと。

 

素直に言えば 

「あいさつしたけど返事がなくて(蔑ろにされているようで)悲しい。あいさつしたら返事を返して欲しい。」

ということでこれを言えれば本当にチャーミングなおじ様です。

でもこれは人柄がチャーミングでないと言っても変だと思いませんか。

 

それからもっと業務に直結したことを言うと

「この資料の出来が悪い。僕は残念だ。」

とか

「今回の営業成績が悪い。僕は悲しい。」

とかちょっと変だと思いませんか。

職場なんだから悲しいって言われてもねえ、と思いませんか。

 

かといって

「この成績の悪さはこれとこれが原因で、今後はここを改善すればいいだろう。」

と理詰めで言ってもきっついなあ、と思いませんか。

 

さて、どうしましょう。

次回に続きます。 

 

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