夏休みもあと1週間です。
お子さんの宿題はおすみでしょうか。
私は宿題はしなくてもいいんではないのか、という立場なので、その件でイライラすることはありません。
最近は、夏休みの宿題をネット上で購入する保護者の方もいるようです。
こういうニュースを聞いてカリカリする方もいそうですね。
「宿題は自分でやるべきだ。」
私はそうは思いません。
自分の人生に役にたたないから適当に済ませているんだろうね、と思います。
何十年も同じ宿題を出している教師の方が反省しないといけません。
夏休みには宿題を出さないという決断ができない教師が反省しないといけません。
でも、私はこういうニュースを聞くと員数合わせという言葉を思い出します。
員数合わせというのは旧日本軍で行っていたことです。
支給された武器がなくなった。
点検の際に持っていないと殴られるので、どこからか盗んで調達する。
そしてまた自分の武器も誰かから盗まれる、その繰り返しということですね。
形式だけ整えて内実はまるでない、というところがそっくりです。
私は、こういう無駄なことをしていないで、教師とよく相談すればいいのではないかと思うのです。
「子供の学力に必要なことはこれだからこれをします。夏休みの宿題はしないでこれをします。」と。
いや、うちの子の学校からのお便りにはこう書いてありましたよ。
「自由研究は絵でも工作でも、漢字でも計算でもなんでも構いません。お子さんが興味を持って取りくめることを行ってください。」
だから自由研究なんて塾の宿題を持っていけばいいわけだ。
それをしないでいわゆる自由研究っぽいものを買うというのはこれは親の方も怠慢というか思考停止というか、教師との対話を拒否しているというかそんな気もします。
あなたはどうしているって。
私は学期末の面談で言ってきましたよ。
「毎日、毎日宿題が遅いですが、これは計算が遅いので夏休みは100ます計算をさせます。
これを優先させますので夏休みの宿題はできないかもしれません。」
と。
それでいいじゃあないですか。
もう意味のないことだけど手だけ動かす、それができないから怒るということはやめましょうよ。
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出張が多くてブログが書けません。
出張講座の記事もたまっています。
早いうちに書いていきたいです。