ものの本にはこのように書いてあります。
相手に何かを伝えるときにはクッション言葉を使いましょう。
恐れ入りますが、お手数おかけしますが、などですとあります。
例の中にこのようなことがありました。
「言いにくいんですが・・・。」
言いにくいんですが、というクッション言葉は良くないと思うなあ。
言外に色々含みすぎていると思います。
「言いにくいんですが(あなたのためなので言いますね。)」
「(みんな言っているけど誰も言わないので私がいいますね。)言いにくいんですが・・・。」
「言いにくいんですが(私が正しいんですよ)。」
どうもかさにかかった高圧的な言葉です。
「私はこれについてこう思いますからこうしていただけると助かります。」でいいんじゃないでしょうか。
こちらの方がどれほどさっぱりしていることでしょうか。
私もこの言葉を使うことがありますが、どうもこれは相手に対してのクッションというよりも自分の身を守るクッションになっているように思います。
とりあえず言っておけば丁寧になるみたいな。
患者様、みたいなものでしょうか。
あと嫌なのは
「良くなったね。」
ですね。
特にこちらとしては前の方が良かったなどと思っている場合、「良かったね。(あなたは成長したね。)」といわれても「そうかあ。」などと思っていたりします。
「前のものと比べて私は〇〇の点でこちらの方がいいと思います。」
などの方が私が好きです。