患者に「このようにしたらどうですか」と提案した際に、理解されなかったり、「このようなやり方でやっているんです」と、受け入れられなかったりした時に苛立ちを覚える。そのことが健康に悪影響を及ぼしたり、生命の危険がある場合はなおさら苛立ってしまう。
こんな質問をいただきました。
皆さんはどのように解決するでしょうか。
こんな質問をいただいたのは京都府国民健康保険団体連合会の皆さんです。
今回は、こちらに出張講座に行ってきました。
遠いところからのお招きでしたが2年前の京丹波の講座をお聞きになった方からのご紹介でお呼びいただいたそうです。
冒頭の質問に関する答え、会場で手をあげてもらいましたが、意外というべきかこれにイライラしている人は少なかったです。
「自分はこれにいら立たない。短期的なものはきっちりいうことを聞いてすぐに治してもらいたいけれど、長患いであれば、患者の生活の質をあげていくことも重要。」
「すべて医療・介護者のいうことを聞くべきかどうかは時と場合による。こうすればこうなるということは伝えるが受け入れるか受け入れないかはその人の判断。」
というような意見が多かったです。
少し視点をずらすだけでイライラが解消しますね。