某校の校外学習を見学した時の話です。
ある子がお友達と手をつないで歩いていると
「あなたの場所はそこではない。自分の場所に戻りなさい。」
また同じ子が手わすらしていると
「手わすらはしない。」
そんなこんなの注意を重ねたあげく、その子はじたばたと駄々こねを始めてしまいました。
さて、こちらの動画をみてみましょう。
ここでその子が学習障害であるか否か、それはどうでもいいことです。
学習障害であってもなくても手わすらをしながら話を聞くと落ち着く、そうならばそうすればいいです。
体を動かした方が落ち着くという子のためにはこういう道具もあるようです。
少々高いですが、自分で工夫してこういうものは作れそうです。
手わすらだったらただですから好きなだけさせたらいいでしょう。
追記:手わすらは方言だ、というご指摘を受けました。
え、この前、講座に来ていた人も手わすらって言っていたよ。
茨城、栃木、福島、山形、宮城など広い範囲に分布する言葉らしいですのでこの前講座に来た方も茨城か栃木か福島か山形か宮城の方でしょう。
手わすらとは、人の話を聞いている間、鉛筆をいじくるとかそういうことをいいます。
標準語ではなんというのだろう。
手遊び?
それはトントントントンこぶじいさん、とかのことではない?