お子さんに用があるとしましょう。
「太郎ー、ちょっとこっち来て。」
お子さんは来ません。
「太郎ー、ちょっとこっち来て。」
少し声が大きくなります。
「太郎ー、早く来なさい!」
私たちは怒っているから大声を出す、と思っていますが、大声を出すから怒りが生じるという面もあるようです。
怒りを発生させないようには小声で話せばよいようです。
いや、聞こえないようだから大きな声で話しているんですって。
そうではなく、親の方が子供のそばによって話すのです。
そうすれば大きな声は必要ではありません。
東京新聞にこんな記事を見かけました。
〈ペアレント・トレーニング〉6・子どもがなかなか宿題をしないなら…「CCQ」で指示を出そう
Calm(カーム/穏やかに)
Close(クロース/近くで)
Quiet(クワイエット/静かに)
のCCQで、「親自身が穏やかに、子どもに近づいて、静かな声で」指示を出すことが大事ということです。